姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

太陰太陽暦は面倒でも面白そう

 夏至の日が近づき、日の入りがかなり北寄りになりました。
そのせいか月の入り(早朝)がやけに南寄りに感じます。
満月はちょうど富士山頂に掛かる方向になります。


満月はいつ撮っても模様が変わりませんが、つい撮ってしまうものです。


地球の公転軌道面と月の公転軌道面にかなりの角度があるため、空に見える月の通り道が毎日ずれています。
前回の満月と、今回の満月と、次回の満月と
通り道がかなり違っているのを確認するだけでも感動します。



明治5年12月3日より前は、月を頼りに暦が作られていました。
1朔望月は29.5日。12カ月で354日。
実際と11日のずれを生じるので、3年に1回閏月を設けて調整していました。
※今年3月22日が旧暦の閏2月1日でした。
※閏月に誕生した人の誕生日は・・・。かわいそうに。


本来ならば旧暦(天保歴・太陰太陽暦)の明治5年12月3日が、新しい暦(太陽暦)では明治6年1月1日になり国内は混乱しました。
暦についても欧米との統一をはかる必要が明治政府にはあったのです。



生活を十二時辰で1日を過ごすのも面白そうです。

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