姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

災害対策としての太陽光発電

 12月・1月はチェーン4目で太陽光パネルを30°傾けていましたが、
2月下旬には南中高度が45°を超えています。
既に7目や8目で受光を試しています。


2月の測定3つをピックアップします。

 推定補完値を含む。

雲一つない青空だと、グラフの最も外側の点をトレースするものと思います。
午後に注目すると、青空でも薄雲が発生しやすく、
水色の点のように若干発電量が減ります。
厚い雲に隠れると赤い点のように発電量が一気に下がります。


驚いたのは太陽が雲に隠れる直前や、
隠れていた太陽が雲から出た直後に発電量が急激に増加することがわかりました。
直射光と雲による反射光が届くのでしょう。2割ほどアップします。

完全に雲に隠れてしまうと、パネルに届く太陽光は6割~3割になります。


雲に隠れる直前144Whに達しています。抜け出した直後も同様に144Wh。
これまでの最高発電の136Whも雲が影響した一時的な数値だったかもしれません。
安定時は130Whが最高です。
効率よく充電するには最高発電より発電総量です。
1日ほったらかしでの発電量はバッテリーの45%であることもわかりました。
夏は日が長いのでもっと大きな数字に…と言いたいですが、太陽がパネル(建物)の裏側に回り込むので、大きな期待はしていません。


こんなことがわかってくると、災害時の使い方に少しでも活かせるのではないかと思います。

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