姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

鹿のねぐら探し

 鹿のたまり場というか寝床というか、情報が入りました。この山小屋から数kmほど坂下を回り込んだ所というので散歩がてらに行って探してみました。
 回りこむところは一時的に林が途切れ、蓼科山が綺麗に見えるところがありました。清々しい気分です。


 情報によると小川が流れている辺りというのです。写真では中央奥から手前に流れる小川がありますが、ねぐらというには家が近すぎます。右奥の林の方でしょうか。


 振り向いた斜面下側には笹薮が広がっています。しかし、奥に家があります。身を隠して休憩するには良いかもしれませんが、ゆっくり寝られる場所とは思えません。


 ちょっと先にも似たような場所がありました。右奥に家が見えます。休憩所・集合場所程度でしょう。


 上の道を進むと、斜面下側にシダの茂ったところがあり、土の窪んだ部分を見つけました。候補地です。


 すぐ横には人が利用するとは思えない道があります。鹿道のメイン通りのように見えます。かなりはっきりと広い獣道です。


 反対側の斜面上方には鹿が駆け上った跡があり、写真では分かりにくいですが足跡もはっきり残っています。


 しかも狭い細い獣道が数本ありました。写真では分かりにくいですが。


 この先上方に各家族のねぐらがあるのでしょう。
ただ、斜面がきついので上るのは諦めました。
いつか鹿の集団を見たいですが、危険を伴うので考えてしまいます。


そういえば、周辺の家には花壇がありませんでした。食害がひどくて諦めているのかもしれません。売り地が多かったのは人が逃げ出したのかもしれません。逆に事情を知らずに近年購入した人も多くいます。

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