姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

花オクラがやっと咲きました 【訂正更新】

 花オクラ①ではなく花オクラ③の方です。

オクラ③は8月初めに蕾を落とした時に、次の蕾が見当たらず諦めかけていました。

朝顔のように昼までには萎んでしまうと思っていたので、何度も何度も見て
感激に浸っていると、夕方近くに花が閉じ始めました。やはり一日花です。種を育てたいので、花をむしり取ることにしました。花は20cm強ありました。花びらの表面は蝋が塗ってあるような感触です。造花みたいです。オクラのぬめりが花びらに届いているのでしょう。


 5枚のうち1枚をすぐに試食しました。

表面は蝋状のつるつる感なのに、噛んでいくうちになんとなくぬめり感を感じます。ほんのり苦味はありますが、普通のオクラも生でかじればこんな味なのでしょう。(かじったことはありません。)
残る4枚を冷蔵庫と冷凍庫に分けて入れて、保存状況を見ることにします。
冷蔵庫の2枚は夕食時のサラダに添えました。


 花オクラ③には次の蕾が控えています。


 山小屋に連れて行った花オクラ①は弱っていたうえに、帰り車の中で開きかけていた蕾がいつの間にかポロリと落ちてしまいました。
次の日に花びらを掻き分けて中を覗いて見ました。

【訂正更新】黄色いのが雌しべ。右端の花びらに隠れている部分に雌しべの柱頭のようです。根元には色素が集まって小豆大の赤紫色の模様ができています。


 外側から見ると赤紫色の模様が見えます。



 受粉できずに終わったかとガッカリしていたのですが、花オクラ①を良く見ると

実が大きくなっていました。


種がしっかりできていたら、
蕾の中で自家受粉できたことになります。
そうでなければ
この花オクラ①は
聖母マリアの化身ということになります。

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