姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ジャノメチョウの翅・顕微写真

 9月にジャノメチョウが室内に入り込んだまま見当たらなくなりました。
10月に来た時には死んでいたので、紙ですくい上げて机に置いておきました。急用ができたのでそのままにして帰りました。
今回来たときは、蜘蛛か何かに食べられたらしく翅だけが残っていました。
せっかくなので目玉のような模様の翅を観察しました。
表と裏


 
観察するのは全て左側の翅です。
前翅の模様。

扇子の様に見えますが、折りたたむわけではありません。


後翅の特徴ある目玉模様です。

見つめられたら怖そう。
全体が織布のように見えます。


前翅の付け根に耳があるはずですが、確認できません。


翅の外縁に細かな毛があります。

飛行時のパタパタ音の消音や気流発生の抑制のためでしようか。そのくらいしか思いつきません。


カーテンやカーペットの織にも見えますが、
蛹の中で、どうやって織り上げるのでしょうか。


生物の不思議は限りありません。

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