姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

突然の激痛、五十肩です

 突然右肩に痛みが走りました。腕をまっすぐにしてゆっくり前方に上げていくと、水平になったところでストップ。無理に上げると激痛。ゆっくり横に上げてみると、5度まででそれ以上は激痛。男では最高ランクの疼痛です。陣痛に耐える女性はすごいと思います。
肘を曲げればハンドルを握れるので、車で病院へ行ったのですが、駐車券がとれません。無理して取ろうとした瞬間に大声を出して、車内でうずくまってしまいました。身を乗り出して左手で肩を外しそうになりながら引っ張り出す始末でした。

 肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。
この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。


 X線撮影では石灰の部分が白く線状に写ります。

※日本整形外科学会「整形外科シリーズ 5」から画像を引用


自分の写真を見せてもらいましたが、もっとはっきりとした太くて白い線が骨に被さっていました。脱臼ではなく、石灰沈着性腱板炎という五十肩だったようです。時間とともに吸収(関節内液になのでしょうか)されるようなので、強い鎮痛剤を処方されました。本格治療ではありません。
1ヶ月後でも痛いようなら肩にステロイド注射するようです。それでもダメなら石灰の摘出手術になるそうです。


 仰向けに寝て、右肩が痛くならない腹の上に右腕を置いても、腹から落ちたとたんに激痛で跳び起きてしまいます。当然寝返りなどできません。タンスに寄りかかって腕をだらりと下げて2時間ほど眠るのがやっとでした。


 現在、シャツの着替えに苦労しています。
PC入力は左手入力。
結構不自由な生活をしています。

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