各国のコロナ対策
各国ではいろいろな対策でコロナ感染拡大を食い止めるのに必死です。
ドイツ・・各家庭にホームドクターがついて病院を振り分けるシステムがあり、
基本的には初期対応は優れたものでした。
中国・・・突貫工事で大きな病院を建てて感染者の隔離を徹底的に行い、
武漢市をはじめいくつかの都市の封鎖という初期対応により拡散を防ぎました。
解除が早いのが気になります。
韓国・・・ドライブスルー方式の独自検査で、いち早く感染者を見つけ出して
隔離しまし た。
アメリカ・例年5万人ほどの死亡者が出るインフルエンザと区別ができなかったようで、
長期にわたってコロナ感染を見つけられず初期対応が完全に遅れ、現在NYは
感染爆発(?)して手が付けられない状態です。
イギリス・現在全国的に都市封鎖しています。
フランス・アメリカと同様初期対応に遅れがありました。
現在全国的に都市封鎖(高額罰金あり)したため、家庭内DVが社会問題に
なっています。
イタリア・ヨーロッパ初の感染者。人口当たり日本の3倍の病床がありながらも、
医療崩壊を起こしました。初期対応が悪かったのでしょう。現在は全国的に
都市封鎖して感染者数も死亡者数も減少傾向ですが、時々増大します。
ピーク越えの兆し。
スペイン・減少傾向で、感染拡大は落ち着きが出てきたようです。
ロシア・・情報がほとんどありませんが、紙幣を扱うことを避けているとか。
日本・・・安全な国日本をアピールして五輪実施を目指したためか、感染者発見を
避けたようにしか思えません。五輪延期確定後から感染者数が増大し、
それに合わせて病床確保をするのがやっとです。自宅療養は論外です。
マスクと手洗いは日本人の昔からの習慣で、諸外国で再認識されたようです。緊急事態宣言を発表しても矛盾だらけで、休業要請は2週間様子見ですが、東京をNY状態にしたいのでしょうか。指定7都府県の緊急事態宣言を早く行えばいいのに遅すぎです。体裁を気にせずに都市封鎖する必要があったかもしれません。やっておけばよかったでは済まないのです。
今まで超法規的解釈でやりたいことを実現してきたのに、この件はやりたくないということでしょうか。今回の108兆円の経済対策費を準備してばらまきますが、コロナ対策費はどれだけ特別に準備しているのでしょうか。その程度の意識なのです。

