台風15号被害から5日経っても・・・
北上中の台風15号は静岡県から千葉県のどこかに上陸が確実になってから東寄りに進み、伊豆大島から東京湾に入ってきました。
前日、気象庁が“夜になると台風の接近と共に一気に世界が変わります。”と聞いたことの無い表現で発表していました。鉄道は計画運休を始め、家では浴槽の湯は流さず、やかんや鍋に汲み置いて、床につきましたが、ゴーという風の音で4時頃に目を覚ましてしまい、テレビに釘付けになってしまいました。道路は寸断です。
東京湾の海水温が高く、上陸直前まで発達していたようです。館山・木更津・千葉と暴風域が千葉県を縦断しました。
5時前の15分間台風の目に入ったようで風がぴたっと止み、鉛色の空に青味がかった部分を確認することができました。
そのまま朝を迎えると、ゴルフ練習場の鉄柱は倒れ、送電線の鉄柱は倒れ、家々の屋根は吹き飛んでいる様子を放映していました。鉄道はすべて止まっています。前日にエアレースを終えられたのはラッキーです。
昼過ぎに公園に行ってみました。道路は大渋滞です。
駐車場は折れた枝が散乱し、
仕切りの波板はバリバリ。
上陸後8時間もすれば荒波は治まっていました。
台風はこの海岸線のどこかに上陸したはずです。
台風の進路の左側(西側)はこの程度の被害で、右側(東側)とは全く違います。
4日目
5日経った現在も20万戸弱の停電、3万戸弱の断水が続いています。エアコンは使えず熱中症で亡くなった人もいます。
激甚災害にも国・県の対応が遅れ、電力会社の復旧見通しが甘く、地域の人たちは辛い生活を強いられています。完全復旧に半月かかるところもあるようです。
被災された地域の皆様にはお見舞い申し上げます。