キアゲハ・顕微写真
駐車場でバタッパタッともがいているキアゲハを見つけました。
簡単に摘まみ上げることができました。
連れて帰りましたが、今にも死んでしまいそうでした。
撮影時もグッタリ。
自力で起き上がれません。
翅を摘まんで水を含ませたスポンジに置きました。
翅をばたつかせたとき、左右の後翅がおかしいのに気づきました。
鳥にちぎられたのか
しばらくの間、観察しました。
翅の模様はデジタル
4K? 8K? 発光の仕組みは複雑な構造になっています。
触角は眉間(?)から伸びています。
スズメバチは上瞼からでした。
触角の先端は植物のよう。
触角の形だけでもかなりありますね。
こん棒型、鉤型、くし型、糸状等
脚です。
太い口吻(ストロー)には突起がありました。
普通は2~3周巻いていますが、事故でちぎれているのでしょうか。
先端が確認できません。
右の複眼と頭に単眼(5+1個?)を確認しました。
複眼には100万の目があるそうです。
昆虫の単眼は1~3個といいますが・・・。
後頭部の5個は別物でしょうか。
味覚は前脚先端にあって、産み付ける葉を味見しています。
ですから、幼虫の食草が限定され、代々引き継がれるのです。
聴覚は翅の付け根にあるのですが、痛々しいのでやめておきます。
キアゲハは我が家に4泊して休み、水に触れたことで元気が回復したようです。
力強く羽根をパタパタさせます。
でも飛び立つことはできませんでした。
翅の損傷は致命的です。







