赤い液果はハナヒョウタンボクか
夏になると透き通るよう多くの赤い液果をつける木が裏に何本かあります。
調べてたどり着いたのがハナヒョウタンボク。
確かに2つの実がくっついているものが多くあります。
失敗作と思っていました。
2個で1セットと考えれば確かにヒョウタンボクとは上手く名付けたものだと感心します。
スイカズラにとても良く似ています。
花も葉も実の大きさも全く同じで、
蕾が瓢箪のようです。
ハナヒョウタンボクの花は白から黄色に変わります。白色と黄色の花が同時に見られることから別名キンギンボク(金銀木)とも呼ばれているようです。
スイカズラとの違いは実の色と実が連結していることです。
黒い実のなるスイカズラに対して、
赤い果実がヒョウタン形になるヒョウタンボク(花瓢箪木、スイカズラ科)。
子房がくっついているようには見えないのですが、
これは瓢箪にならないパターンでしょうか?
めしべにはすでに花粉が付いているようです。
葉にはわずかに毛があります。
卵型の葉に鋸歯はありません。
ハナヒョウタンボクでいいのか分かりませんが、
8月以降の赤い実を見る楽しみができました。







