形を変えて「梅屋敷」に人が集まる
本所埋堀(墨田区)の商人、伊勢屋彦右衛門の清香庵と称する別荘に多くの梅が植えられていて、江戸時代から続く梅の名所になり、
「梅屋敷」と呼ばれるようになりました。
その中の一株に名付けられた「臥龍梅」は、まるで龍が大地に横たわっているように見えるところから、水戸光圀が命名したと伝えられています。
大胆な構図の錦絵は多くの人が一度は見ていると思います。
歌川広重の「亀戸梅屋舗」 と ゴッホが模写した「花咲く梅の木」
この梅屋敷は1940年の大雨・洪水によりすべてが枯れて廃園になりました。
現在は梅屋敷跡の碑の傍に梅の木が1本あるだけです。
そして、歴史ある建物をモチーフにして、
梅屋敷という複合商業施設が街中にできました。
人の集まる場所として
観光案内所や物産店・江戸切子ギャラリー・寄席や歌や踊り等のイベント会場として、
亀戸の文化、歴史を伝えています。
旧梅屋敷の“龍”と浅間神社の“茅の輪くぐり”を紹介しています。
亀戸天神の“藤”も紹介しています。
わざわざ白い藤にするのが粋です。
名所江戸百景風に、“名所東京百景”が敷地内の塀に描かれています。
面白い観光案内図です。
見足りないところを自転車で回りたいです。
ダリチョコさんお勧めの餃子も食べたいし。




