新500円硬貨が手に入りました
喪中なので新年のご挨拶は省略させていただき、いつも通りに投稿します。
Kmさんと私とどちらが先に新500円玉を手に入れるか、冗談で張り合っていたのですが、Kmさんが呼びかけていたWcさんと、Kmさんが来訪した12月30日にWcさんから手渡されました。
運よく手に入ったので細かいところまで見てみました。
偽造抵抗力強化の観点から、素材等を変更して製造しているので、基本的に両面共デザインは大きく変更していませんが・・・。
裏全体写真(新と旧)
すぐに気づくのは2種類の素材で製造されていること。
その結果、発行年が円周に沿ってカーブしていること。
その影響で、下の葉を省略せざるを得なかったこと。
新硬貨の方が黄色味が少ないこと。
斜めから見た五百円浮き出し(新と旧)
新硬貨は“500YEN”、 旧硬貨は“500円”
表のはめ込み部写真(新と旧)
新硬貨は内側にはめ込まれた別素材の部分が写っています。
表の全体写真(新と旧)
殆ど変更なしですが、
この写真では確認できない縁の内側に、新たに微細文字(上下に“JAPAN”、左右に“500YEN” ) を加工して盛り上がっています。
“JAPAN”と“500YEN” (新硬貨)
周辺のギザ(新硬貨)
新硬貨は間隔も形も変化するギザ(世界初)
(旧硬貨☟) 旧硬貨は等間隔に斜めのギザ。
直径は同じですが0.1g新硬貨の方が重くなっています。
亜鉛を75‰減らした分、ニッケル45‰と銅30‰を増やしたからでしょうか。
黄銅を減らし白銅が増えた分色合いは白っぽくなりました。
わずかな重さの違いが自動販売機での使用を困難にしているのです。
自動販売機の正確さに驚きます。
両面削って0.1g分減量して製造すれば使えそうですが、
厚さが0.0何mm足りないからといって拒否するのでしょうか。
自動販売機が利用できないのは
設計・製造の計算ミスだったのかな?
それとも、自動販売機買い替えという経済再生対策だったのかな?