何だかコバエが煩い。七・八月だというのに五月蠅いのです。
たたき殺してもいつの間にかまた飛んでくる、の繰り返しです。シンクの方から来るのに集団で見つかりません。

山小屋でスズメバチが大量にやってきたときに、酒と砂糖を入れたペットボトルで大量溺死させたことを思い出しました。実験開始です。酢、みりん、バニラエッセンス、養命酒で誘いをかけることにしました。瞬殺にするためにそれぞれに台所洗剤を少し入れて放置しました。当然生ごみは処分し、排水溝を掃除しました。

酢は臭いが強いものの揮発成分がほとんどないからなのか効果はほぼゼロ。
みりんはどうにか。↓

バニラエッセンスはかなり効果ありです。↓

養命酒は抜群です。↓

　三日放置でコバエはいなくなりました。
コバエを追うことなく早々と終息宣言しました。
臭いに誘われて液面に近づき、液面に達すると同時に洗剤の界面活性剤によって溺れ、毒液を飲んで死ぬことになります。ピクリともせずに沈んでいきます。まさに瞬殺です。

これほどの毒性の強い液は、我が家では洗剤としてはほとんど使いません。べったり油脂が付いた鍋や食器は拭き取った後、その上で生卵に使った食器洗いすれば洗剤は必要なしです。油が残っている感じがしたときだけ少々洗剤を使うだけです。ちょっとした汚れは指かスポンジか金属たわしで水洗いだけです。粗品として配られるラップや台所洗剤はたまる一方ですが、250mlの洗剤を使い切るのに数年かかるほどです。たっぷり使って泡だらけにして洗い物をするなんて信じられません。洗った時と同量の水を使わないと洗剤を落とすことができないと思いますが。そこまですすぎをする人はいないでしょう。次回使用時に何らかの形で微量摂取することになります。

数年に一度のゴキブリのとどめにも使います。殺虫剤より効果的です。

健康に気をつけるなら洗剤・化粧品・煙草が１セットと思いますが、化粧や喫煙は心の満足や嗜好の問題にもなるので、他人がどうこういうことではありません。気に留めておきたいことではあると思っています。