姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

古河庭園~飛鳥山公園~音無川散策(2)

 飛鳥山公園には3つの博物館があります。北区飛鳥山博物館で北区の歴史がよくわかりました。
 江戸時代から庶民に花見の名所として親しまれてきた飛鳥山公園です。  
       

 

 狂い咲きの桜が1本ありました。


 北側の崖上で筑波山を見ながら瓦投げを楽しんでいたようですが、現在は崖下にビルが立ち並び、手前には鉄道、崖は木が茂り、遠くの筑波山は当然見えません。新幹線が横切るのが見えます。


 西端の花壇にはサルビアとコスモスが咲いています。


 王子駅に向かうには自走式モノレール方式の斜行昇降施設「あすかパークレール」(全長48m)の「アスカルゴ」に乗って下りました。10年前に、高齢者や障害者、ベビーカー利用者でも気軽に登り下りできるようにと誕生しました。    
左下に見える明治通りを横切って音無川沿いを歩きました。


 江戸時代にはここに扇屋(1648年創業)と海老屋があって海老屋は明治中期に店じまいしましたが、写真の店舗ビルが扇屋の敷地のようで、左手前に宝くじ売り場程度のサイズの小屋が扇屋としてかろうじて存続していました。


現在も秘伝の厚焼き玉子に人気があるので買って帰ろうとしましたが、今日(水曜)は定休日でした。


隅田川に流れ込む石神井川は江戸時代初期に氾濫によって江戸の町中が洪水に見舞われ、流路を変えた結果王子付近が氾濫するようになりました。この辺で蛇行している部分で氾濫がたびたび起こるので、その後直線的に改修した結果、旧石神井川(音無川)は流量が減って穏やかな流れとなりました。現在は親水公園になっています。
 


 1958年9月26日東京を950hpaで通過した狩野川台風(最盛期877hpa)により、川も橋も崖もすべては破壊されましたが、見事にここまで復活しました。
    (浮世絵は北区HPより)


行って帰って18000歩でした。


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 狩野川に匹敵する勢力の台風19号の嵐の前の静けさを感じながら寝たものの、子供の遠足当日のように、気になって明け方に目を覚ましてしまいました。
状況は前日予報より2時間ほど遅れています。風は強めですが雨はしとしとです。


氾濫・水害のないこと願いなから、引きこもりの一日が始まりました。

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