姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

テンナンショウ(天南星)は奥が深い

 ここ数年からテンナンショウがかなり増えてきました。


マムシグサの脱皮??


一見茎のように見える部分はその構造から偽茎と呼ばれています。
偽茎がマムシ柄なので
マムシグサ。


それはいいのですが、こんなものもあります。


どちらもテンナンショウ属ですが、むしろマムシ柄でないほうが本家のようです。


葉のつくりも違います。
小葉5枚が1枚の葉



小葉1枚が7裂のらせん状に分裂しているマムシグサ。


そもそも図鑑で見るマムシグサの仏炎苞は紫色ばかりです。


調べ甲斐があるというか、難しいというか・・・・


地上部の外部形態の着眼点は
葉の種類とその位置 /腋芽/葉序/花序形成後の分枝/葉の形成過程と分裂パターン/発芽第1 葉の形状/花序柄 /花序の構成/仏炎苞の形状/雄花の形状/雌花の形状/退化花/花序付属体の形状/花粉形態 等
なのだそうです。


深みにはまりそうです。

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