姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

日本遺産のお酒(伊丹)

 清酒発祥の地、伊丹のTf氏からクリスマスプレゼントをいただきました。「伊丹諸白」として評判となった日本最古の銘柄「白雪」です。

小西酒造は醸造したばかりの生酒をそのまま氷温で貯蔵して、蔵元でしか味わえなかった新鮮さを多くの人に味わってもらおうと試行錯誤を重ねて、「氷温熟成生酒」を開発しました。
 クール便で届き、冷蔵してくださいの表示がありました。蔵元から、チルドで産地直送出荷されたものでした。
氷温熟成したチルド生酒だからフレッシュな香り、まろやかな味わいと言います。ゆっくり味わおうと思います。
 まずは「伊丹諸白」をクリスマスイブの飲み物として一献。
スッキリとした飲み心地です。
「氷温熟成生酒」は後日楽しむことにします。


江戸時代前期

 伊丹から神崎(現尼崎市)まで馬で運び、そこから天道船で伝法(現大阪市)へ、伝法から沖に停泊する樽廻船に積み替えて江戸へ大量の「下り酒」が運ばれました。
伊丹の酒蔵家は輸送業者や船問屋に対して、荷主としての権益を主張する必要もあったようです。

パンフレットの絵は天道船に積み替えている様子が描かれています。左の樽から天道船の先端がちらっと見えています。


天道船の図(『和漢船用集』より)


※ パンフレットの画像は、阪神間日本遺産推進協議会が、令和2年度地域文化財総合活用推進事業で作成した 
 パンフレット表裏の表紙をお借りしたものです。


歴史・文化に疎いだけに調べてみると面白いものです。

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