横浜で初雪が降りました
この時期寒気が日本に入り込むと、気象情報は必ずと言っていいほど
上空1500mの-6℃寒気の入り込みを解説します。
図は12/3の寒気の様子
上空 1500 m
■ : 0℃ ~ - 6℃ (雪の可能性)
■ : - 6℃ ~ -12℃ (雪の目安)
■ : -12℃ ~ -18℃ (大雪の目安)
■ : -18℃ ~ -24℃ (豪雪の目安)
上空 5500 m
■ : -18℃ ~ -24℃
■ : -24℃ ~ -30℃ (雪の可能性)
■ : -30℃ ~ -36℃ (雪の目安)
■ : -36℃ ~ -42℃ (大雪の目安)
■ : -42℃ 以下~ (豪雪の目安)
1500m上空が-6℃
(5500m上空で-30℃) の時、
500mで0℃、地表で3℃なります。
雪の結晶が500m(0℃)上空を過ぎて落下すると、
しばらくは熱を奪い始めて限界を越えて解け始めます。
計算上では地表の気温は3℃になりますが、
実際の大気は様々で、大して融けずに雪になったり簡単に溶けて雨になったり、
霙になったりします。
ですから、“ 1500m上空の気温が-6℃”や“5500m上空の気温が-30℃ ” のときは地上で雪の可能性がありますよという目安になります。
当然天気が崩れればの話です。
13日の上空の寒気は3日の時ほど低くなかったのですが、地表の気温があまり上がらない気温分布だったので、関東地方は全体が冷え込みました。
横浜では4℃弱でも初雪を観測しました。首都圏一番乗りです。
次の寒気は18日で今季最強です。
出先の仙台は厳しい寒さになりそうです。
さらに年末には本格的に寒気がやって来るかもしれません。
年初め寒波かな?
そんな先のことは下駄を投げた方が当たるかも。