姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

大谷翔平のホームランを振り返って

大谷翔平のホームランを振り返って
 物を45°の方向に投げ上げると最も遠くに届くというのは真空の中での話で、生活の中では物理の授業のようなわけにはいきません。
実際にもっと小さな角度で投げているのではないでしょうか。


大谷翔平の今シーズンのホームランデータ(打球速度と打上げ角度の両方のデータの得られたものだけ)で調べてみます。
2018年 ・・・ 18本・・注目度が高くなく、打上げ角度のデータはなし。
2019年 ・・・ 22本・・注目度が高まり、データ項目も増加。
2020年・・・ 7本・・手術明けで8月直前からの出場で本数が少ない。
2021年9/30・・ 45本・・打上げ角度のデータは毎回ではないものの増加。


9月30日までに140m弾を4本打ちましたが、残念なことに最長飛距離143mの本塁打と141mの打上げ角度のデータがありません。
45本のうち、打球速度・角度・(飛距離)のデータが得られたもの20本についてです。


 こうしてみると打上げ角度は25°~35°が良さそうです。
18°はライナーになってすぐに落下しますから、速い打球でないとスタンドインしません。それが180km/hなのかもしれません。
一方で45°の上がり過ぎも、滞空時間が長い間に距離を稼ぐには速い打球でないとスタンドインしません。それが180km/hなのかもしれません。
それ以外にも風・湿度・打球のスピン・球場の広さにも影響されます。


オールスターゲームのホームラン競争をして以来、その打球速度を意識したかのように、力みが入ってホームランペースが大幅にダウンしました。


6,7月に量産したしなやかなフォームを見失ってしまったのではないかと思ってしまいました。出場し過ぎの疲れもあったでしょう。


来シーズンは10本で構わないです。じっくり体を休めて開幕10連勝できたら残り試合は楽をして、楽しんでください。

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