姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

スクラッチの錯覚

 どうも気になるスクラッチの当選確率。
まずは数学を思い出しながら考えてみました。

                     

  
犬の絵が出るか出ないか〇✖の確率1/2とします
9枠削って〇の出る確率は
9個〇は    1/512・・1等・ 1,000,000円
8個〇は    9/512・・2等・・  50,000円
7個〇は  36/512・・3等・・  10,000円
6個〇は  84/512・・4等・・  1,000円
5個〇は   126/512・・5等・・・   200円
4個〇は   126/512・・・はずれ
3個〇は   84/512・・・はずれ
2個〇は   36/512・・・はずれ
1個〇は     9/512・・・はずれ
0個〇は       1/512・・・はずれ


こうしてみると当たりとはずれの確率は1/2
10枚買えば5枚は当たる確率なのに、実際は2枚。
512枚買えば1等が当たっても良さそうなのにそう甘くはありません。
512枚買うと102,400円かかりますが1,919,200円得られる計算になります。
1枚(200円)当たり3,748円が期待できることになります。
そんなバカなくじなんか実施するわけありません。

   


どこがおかしいのでしょうか。


〇✖の確率が1/2ではないということです。
ついついコイン投げの表裏の感覚になって、勝手に確率1/2を前提に考えてしまうことです。思い込みで判断する言動が失敗を招くことがありますから、思い込みには要注意ですね。
この心理を上手く利用してできたくじなのです。極端に〇の確率が小さい枠や大きい枠を見つけられないように、〇が5個以上を当たりにしてぼかしているところがにくいです。
コンピュータ割振りの絵柄なら計算の上でいくらでも調整できますが、不正ではありません。裏に当たり本数も明記されています。


平均寿命・平均年収等も数字のお遊びでしかありません。
とんでもなく馬鹿げた話なのです。
数字は嘘つかないけど、実感を伴わないものもかなりあります。扱い方の問題です。


景気が悪いのに株価が上昇を続けることに違和感をもつ人が多いですが、もはや日経平均株価は景気の指標ではなくなって、心理が大きく作用するマネーゲームと考えた方がいいのでしょう。
いずれ近いうちにドカンと来るでしょうけど。
いつまで上昇トレンドが続くでしょうか。


明日か、年度末か、五輪判定か、解散か?
遠くはないはず。

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