姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

中国の見習うべきところ

 中国は決断から実践までのスピ―ドには驚かされます。
一昨年末中国武漢で確認されて一気に感染拡大した新型コロナ。年明けには都市封鎖と同時に巨大病院の建設を開始しました。隔離して集中治療を行うためで、医療スタッフも効率よく動けるからでもあります。

10日間で1000床の病院が竣工し、2月初めには引き渡し、2週間で別の場所にも建設したのです。
日本の技術なら同様の速さで完成できますが、当時はコロナに対して手探り状態でした。


 昨年1月15日というと新型コロナが確認されたのは中国・タイに続いて日本が3か国目になった日です。
3月初め(発症確認から2か月後)の2週間、学校に休校要請をしたころ、病院を建設していたらもっと違っていただろうと思いますが、そのうち何とかなるだろうと皆が思っていたような気がします。


 当時、箱だけは20000床分ありました。選手村のマンションです。当時はこれを活用できればいいのにと思っていました。

1月に内覧発表会を済ませ、3月下旬に販売開始でした。3~4部屋ある5632戸にベットを置けば20000床前後は確保できたでしょう。
6月時点で900戸は販売済みで以降は販売見送りが続いているようです。
残り分が所有者分散する前に、病院として流用できないものかかと今でも考えてしまいます。
選手の宿泊利用後に改装して引き渡しになりますが、購入者の入居予定は2023年4月でした。それも1年延期です。


東京の話ではなく、全国の中重症者を集中させて対応するのも一つかなと。
五輪中止が前提になりますが、K氏は大会組織委員会会長のM氏への説得を期待するのが無理でしょう。そう諦めていることも心配です。


“たら・れば”の話をしては切りがないですが、
そのような政策は打ち出せないのでしょうかね。
会議されていたようですが、もう1年経ってこれだからやる気はないのでしょう。


新たに病院建設するとなると利権がらみの綱引きが始まりますし。
どうやら夢の夢のようです。

×

非ログインユーザーとして返信する