姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

無策のコロナ対策

 1都3県に緊急事態宣言が発令されました。期間は1月8日~2月7日。時短要請の協力金も相変わらず飲食店の線引きが複雑な上、申請手続きが複雑で処理が遅いようです。


 昨春、韓国政府は旅行するなら〇〇のような空いている観光地に行くと良いだろうと発表したものだから、その観光地に例年の何倍かの人が集まり、明治神宮初詣のような状態になっている放映を見て、日本中が大笑いしたのを思い出しました。

  トラベルボイスより


 そのころ日本は構想のないまま経済対策に109兆円をつぎ込む発表をA氏がしましたが、世界に向けて1兆$(当時の為替レート1$=109円)かけて取り組んでいるアピールしたかっただけで、50兆円でも100兆円でも108兆円でもだめで、109兆円でなければいけなかったというふざけた話です。


 その日本は緊急事態宣言解除後のまだ緊張感が持続している時に、経済最優先のgotoトラベルを発表・実施しました。緊張感から解放されればもう大丈夫感を生じ、5割引の政策に煽られて人の動きが急増して密を作りやすくなりました。観光庁は失敗を恐れてなのか、宿泊施設への影響を恐れてか、Go To トラベルに参加する宿泊施設でコロナウイルスの感染者がどれだけの人数発生しているかを公表しない方針を明らかにしました。このあたりがターニングポイントになったような気がします。


 11月にN氏はGotoトラベルを掲げながらも「利用して旅行をするかどうかは国民の皆さんの判断だ」と責任逃れを始めました。まるで馬の鼻先にニンジンをちらつかせて馬を走らせようとしながら、「走るかどうかは馬次第」とでも言っているように思いました。キャンペーンなしで言うならともかく。昨春の韓国の改定版です。


 とどめはgotoイート。密なんか関係なくなりました。議員さんも大人数の会食やパーティーを楽しみました。


 結局、本来のコロナ対策は形だけになり、その後は何をやっても対応の遅れが指摘されています。取り組んでいるアピールさえすればいい程度のものです。Gotoが感染拡大の原因だというエビデンスはないとまで言い切る始末です。
K氏は偉い!しっかりA氏の無策・印象政策を引き継いでいます。


 7月から3カ月間、冬の流行に対する対応策を検討しないで、何が何でも経済優先だったのは残念でならないです。


 あ~あ、正月早々ぼやきが入りました。日記なので思った事、感じた事、調べた事、やった事・・・何でも書き込みますので勘弁してください。

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