姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ウイルスはクラゲと同じ

 クラゲは自分で泳げません。泳ぎとはいえない泳ぎはしますけど。
潮流に乗ってプカプカ漂いながら移動します。
“気の向くままに” ではなく、
“ ~(^^♪ 海の流れに身を任せ~” と鼻歌を歌いながら漂っています。

           じゃらん観光ガイドより
水流がなくなると徐々に沈んでいきます。慌ててもがいて浮上する時に自力で泳ぎ、そのうちに疲れて海底に沈んで一生を終えます。
こんな生き物だから水族館は大変です。水流を絶やすことができません。


 ウイルスも自分で移動はできません。空気の流れに身を任せるか、人に付着して移動するしかありません。移動先で居心地の良い場所にめぐり会うか、付着した場所が居心地が良ければそれが最高。そこで生き延びるための行動をして力をつけて繁殖します。

          freepicより

 どちらも移動は他力本願です。水の流れ・空気の流れです。


 コロナウイルス感染を避けるための自粛は一番の対抗手段ともいえます。
普通に生活をしながらも自粛を意識する行動で十分なはずです。外出にマスク着用もかなり有効。
飲食店・旅館をはじめとする施設内や交通機関等、多くの人が動けば空気がさかんに動く。国は金を出すからどんどん出かけろ! どんどん食べに行け! と矛盾だらけです。経済活動のためとか困っている業界を援助するためという大義名分で、ウイルスにとって居心地のいい環境整備をしています。

           ウィラートラベルより
キャンペーンにつられてこの時とばかり出かける人や食べに行く人は当然出てきます。思う壺です。菅総理はA氏の最後の困った置き土産を中止にはできないようです。
えっ、あと半年続ける宣言をしたの?


不満を持ちながらも、第二波を抑え込もうと必死に頑張った国民の行動はもう戻せません。


医師会の中川会長の会見で「正しく恐れ、冷静に行動を!」という言葉が印象に残りました。

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