姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

神葬祭

 妻方の母の容態が6日に急変し、8日に安らかな眠りに入りました。
11日早朝、スカイツリーの先端が強い青光が光っていました。始めてみる青光です。


 11日の通夜祭と12日の神葬祭に向けて娘と仙台に向かいました。3.11と言えば大震災です。市役所横には大震災献花会場があったので、献花してきました。


 義母は戦災はもちろん、9年前の震度7の大地震と津波の恐怖にも耐えて生き抜いて1世紀を過ごしてきました。


 神葬祭に参列するのは2度目です。焼香ではなく玉ぐしを捧げる違いはありますが、10日祭・50日祭・100日祭を予め終えるという、仏教の初七日・四十九日・百箇日と続くのに似ています。初七日・四十九日・百箇日が日本仏教独自のものか知りませんが、そうであるなら神の国に仏教が入ってきたわけですから神道に合わせたものと考えられます。歴史の古い仏教が世界共通の習慣で行われているものであるなら偶然の一致で、驚くばかりです。
火葬場の扉が閉まると、いつも思考が止まり、体の力が抜けてしまいます。
御霊の平安を只々祈るだけです。


 大好きな仙台に行く機会もぐっと減りそうです。


 斎場付近の晩翠通り(仙台の太い通りはどこも並木道)


 桜の開花が極端に早い年は、自分にとっていいことがないという、妙な関連付けをついついしてしまいそうになります。3月23日には満開になっていた2002年は、搬送車の中で花見をしながらホスピスへ転院し、半月後に大切な人が他界しました。

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