姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

詐欺電話に対抗するには心理作戦で

 悪徳業者や詐欺の電話は年々誘導が巧みになっています。
不動産詐欺、インターネット詐欺、振り込め詐欺、子供・大手銀行・裁判所・警察等なりすまし詐欺、デートクラブ詐欺・・いろいろあります。


今回の電話で、自分なりにまとめて再確認してみました。


 【詐欺師が留意していること】
  ・居場所を知られないこと
    ・電話は非通知,050発信または0120発信
    ・頻繁に乗り換え可能な携帯電話からの発信
  ・名前を知られないこと
    ・偽名を使用
  ・自分のペースで話をすること
    ・矢継ぎ早に質問
    ・相手の返事だけ要求する。
  ・信用させること
    ・子供や孫の友人や同僚を名乗る
    ・警察、裁判所、年金機構、大手企業等を名乗る
  ・不安がらせること
    ・暴力団関係が絡んでいる
    ・被害(金銭・有罪)にあう可能性が大きい
  ・本人だけと接すること
  ・自宅訪問は避けること
  ・最終目的は“金”をだまし取ること


【対抗措置】(実践していること)
  ・ナンバーディスプレイ機能電話機で発信者番号表示を契約
    ・非通知電話拒否設定
    ・電話番号を訪ねる(発信場所の確認)
       (この時点で嘘が判明することがある。)
  ・名前を訪ねる(漢字要求)
  ・ペースに引き込まれないように、何度も聞き返して確認・質問
  ・怯まない
    ・嘘、ハッタリ、とぼけに罪悪感を感じないで話すことが必要。
     (録音準備・逆探知準備・警察勤務・等々・・)
    ・相手の話を中断させる
    (聞いてばかりいると脳が引きずり込まれる)
 ・不安がらせる、いらいらさせること
   ・バレていないかと思わせるような質問をくりかえす。
   ・時間をかけて復唱・確認しながら記録していることを告げる。
   ・耳が遠い、雑音で聞き取りにくい等。
 ・時間稼ぎをする
   ・余裕があれば世間話をする
 ・一旦切る
   ・誰かと相談すると思わせる
   ・通報していると思わせる


詐欺電話応対
 どうなるかがわからないと、想像だけが独り歩きしていくようになり、最悪の展開をあれこれと想像して頭の中を駆け巡り、漠然と不安を感じてデススパイラスに、という深みに入っていきます。知らないうちに脳は簡単に騙されてしまいます。途中で話を切り替えながら冷却時間を作ることも一つの方法です。


 こんな統計があります。

私たち(そんな歳ではない人には申し訳ありません)は試練の道に入っていますが、心理戦争に備えて進んで行き(生き)ましょう。


くれぐれも気を付けてください。

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