姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

“ひ” と “し”で混乱

 東京訛りは“”が“”になるとか、
”が“”になるとか言われますが、
混乱(混同)しているのではないかと思います。


 前回、“ももき(ももき)”と書きましたが、
股引と書くくらいですから“き”が本来の名称なのでしょう。
私は“ももき”と言ってしまいます。
”と“し”が面倒なので、“ズボン下”と呼ぶようになっていました。
WEB上では“ももき”でもどうにか検索できるのでホッとしています。


★布団を敷く・・親兄弟皆“く”と言っていました。
        敷布団を引いても寝床はできません。

★引き出し・・・“きだし”と母親は言いました。

★浸す・・・・・意識していないと“たす”と言ってしまう自分。
        “お浸し”は“おたし”だぞと毎回思い起こすのです。
        この言葉は面倒で苦手です。

★七・・・・・・“ち”という年配が近所には多くいました。
        年代に偏りがあったので、化石言葉への移行期だったかも。


 小学生のころ、仲間の一人に極端な友達がいました。
多くの場合で“”と“”が逆になるのです。
新聞紙は“んぶん”。
一人が朝日新聞と言ってごらんとからかったら、
“あさしひんぶん”。
皆、大笑いしました。
本人も照れくさそうに笑っていました。
皆で“”と“”を指摘し合う遊びをしていた時のことでした。
こんなことをしながら言葉の修正をしていたのかもしれません。


今の時代だったら“いじめ”の範疇でしょうか。
英単語の発音を指摘するなら学習ですが。

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