顕微写真・五稜郭のようなカルミヤ
ツツジ科の花には見えませんが、
始めてみる面白い花です。
鹿も手を出しません。
花弁が二重に見えますが、柄による錯覚です。
ツツジ科は合弁花ですが、花びらの先端近くまでくっついているので、五角形に見えます。
中心を覗くとめしべと子房、
放射状におしべが10本が写っています。
茶色の部分は単なる模様です。
花弁の輪郭のようにも見えます。
毛むくじゃらな萼が花を支えていますが、萼とは別に花を支えるものが次の写真です。
花を裏返すと、裏打ちしているかのような10本の骨の傘のようなものがあります。
萼は写真上方枠外です。
雌しべ
雄しべ3本と花びらの泡
合弁部分
苞なのか次なる芽か。
離弁花・合弁花の進化が気になっています。
雄しべが花びらになることがあることを考えると、
離弁花の方が先に出現したのでしょうか。
勝手に想像しています。