姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ドラフト第1回(1965年)の意外なこと

 巨人・・①堀内恒夫、③江藤省三、
 中日・・➁新宅洋志、③広野 功、
 阪神・・➁藤田 平、
 阪急・・①長池徳二、③住友 平、
 東京・・➁木樽正明
 近鉄・・➁鈴木啓示
そうそうたるメンバーです。懐かしい選手と球団名が並びます。南海・西鉄・大洋・東映・サンケイ。さすがに国鉄の時代ではありません。
 当時は入団拒否・交渉拒否が半分以上いました。
 中日・・平松政次(翌年大洋が第二次ドラフトで➁指名、翌年入団)
 西鉄・・江本孟紀(1971年勤務先の会社が容認して東映に2月入団)
 阪急・・谷沢健一(1969大卒時に中日から①指名)
大学進学・就職内定・地元優先・行きたい球団など理由は様々ですが、現在はドラフトに掛けてもらうための誓約書でがんじがらめになって、入団拒否は見当たりません。


 2006年は田中将大(4球団抽選)・前田健太(単独)・堂上直倫(3球団抽選)
堂上獲りに失敗した巨人は坂本勇人を指名して獲得しました。外れ1位の方が活躍するケースはいくらでもあります。


 2010年斎藤佑樹(4球団抽選)外れ、塩見貴洋(2球団抽選)外れ、ヤクルトは山田哲人(単独)を獲得して、ご覧の通りの活躍ぶりです。斎藤佑樹は目立った成績も残せず今季限りで引退です。


 2017年は清宮幸太郎(7球団抽選) 外れのヤクルトが村上宗隆(3球団抽選)を当てて大成功をしています。


2018年の楽天は藤原恭太(3球団抽選) 外れ、辰巳涼介(4球団抽選) 獲りをして成功しています。


 ドラ①の責任感から潰れる人・天狗になって潰れる人・有頂天になって潰れる人等・・・。努力を継続する人が活躍の場を得ることができるのは昔も今も変わりません。
外れ1位やドラ➁以下で悔しい思いをバネにすることができる人はやはり強いし伸びます。中には何人ものコーチ指導の混乱で潰れる不運な人もいます。


 落合博満氏曰く、
「守備は指導すると伸びるが、バッティングは指導しちゃいかん。」
ピッチングもそうかもしれないです。


今年のドラフトは如何に。11日です。
近年、情報過多・スターづくりで騒ぎ過ぎなのが嫌ですけど、

今年も外れ1位に注目!

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