姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

見ごろのフタリシズカ

 フタリシズカがあっちこっちで一斉に咲いています。


 ヒトリシズカは、花弁も萼もなく、雌蕊1本と子房の横腹から雄蕊が3本伸びて、雄蕊の花糸は白色でよく目立ち、穂を成しているのでブラシのように見えます。

趣味の園芸より


フタリシズカは、花弁も萼もなく、雌蕊1本と子房の横腹に雄蕊3本がつところまではそっくりですが、雄蕊3本は長く伸びず開くこともなく、指3本をくっつけて丸めた感じです。

この花粒の中で受粉が行われているのでしょう。


小さな花粒が整然と並んで見えます。


ヒトリシズカとフタリシズカは花穂の本数ではなく、やはり似て非なるものなんですね。


 近隣を散歩していたら道端に咲いていました。

四葉のクローバーを始めて見つけた時の感動でした。


 小屋に戻って丹念に探してみると、3つ4つの花穂は少ないものの意外に簡単に見つけることができました。
珍しくもないのかぁ。


きっと、最初の写真にも写り込んでいると思います。

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