姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

PV当然の中止

 68年前の2月1日、「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります」
日本初のテレビ放送の第一声が流れました。


デパート、駅前、公園……点在する街頭テレビに群がる人たち。東京・新橋駅西口広場には、小さなテレビの前に1万から2万の人が集まったこともあったそうです。


街頭テレビを今風に言えばパブリックビュ―イングなんでしょうが、ものすごく密になります。小さい時に肩車をしてもらって、あんなに小さな画面をこんなに多くの人が見ていると驚いたことをかすかに覚えています。
サラリーマンが帰宅途中に寄り道をして、街頭テレビというもので楽しむ。


当時は宣伝を兼ねて、時代の先端に足を踏み込める場所を提供する役目を果たしていたともいえます。
現在はどうでしょう。
・当時受信契約数866件、 現在は地上波契約2000万件。
・当時白黒テレビ18万円、現在はカラーテレビ10万円。
・当時初任給1万円弱、  現在は20万円強。
エアコンの効いた自宅でオリンピックを見れば、ビールを飲みながら、つまみをぼりぼりやりながら、終わればすぐに風呂にも入れるし寝ることもできます。


湿度の高いところで汗ビッショリになりながら、蚊に刺されながら、楽しめるのかなと思っていたら、19日に都内すべてのパブリックビュ―イング中止が発表されました。
実施する意味がないことに気づいたようです。


代々木公園は大規模接種会場にするとは言っていますが、大きな木を36本も剪定という名の大規模枝切りしてまで必要なのでしょうか。強風・大雨でも実施するのでしょうか。
余計な心配しても意味ないか。

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