ヤマボウシの実に会えました
姫木小屋へ行く途中で、10年ぶりにヤマボウシの赤い実を見かけました。
サクランボのような赤い実が、ぶら下がっているのではなく上を向いていて、
何だろうと近づいてよく見るとたくさんの棘のような凸凹があって驚いたのが10年ほど前のことでした。
この時が初めての出会いでした。
調べようにもとっかかりがなく、10年間姫木小屋に置きっぱなしになり、
梅干しの種・桃の種のようになってしまいました。直径2cmほどです。
その間、初夏に白い花を楽しみながら、ヤマボウシであることを知りましたが、行くタイミングが悪かったのか、実を見ることがありませんでした。
まるで一斉に収穫しているかのようでした。
ということは食べられる?
10年ぶりに会えた実を少しばかりつまんできました。
1cmの実で小ぶりです。これから膨らむのでしょうか。
ジャムにするほどの量を摘まんでいないので、スプーンでほじって生食しました。
種は2個ありました。
1cmの実の中に、1cm弱の扁平な種が2個あるので、
食べられる部分は殆どありませんでしたが、
マンゴーのような味ととろみであることはわかりました。
口の中はトロピカル。
皮に抵抗感がないならば、丸ごと口に入れて皮と種を出すのが一番おいしいのかもしれません。
ヤマボウシの実の食べ方として、
生食・ジャム・果実酒・シャーベット・ドライフルーツなどいろいろな食べ方ができるそうです。






