姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

植物たちのバトルが始まっています

 植物は繁栄を目指して、我先に養分と水を摂取して、いち早く光を浴びて、生長しやすい環境づくりをします。


気になるモミジが鹿の食害に合わないかどうかそればかり気にしていましたが、イケマが既に絡みついていました。

イケマがヘビのように締め上げることはないでしょうけど、このまま放置すれば、モミジは光を受け取ることができずに弱っていくでしょう。
当然除去しました。



もう一つ気になるのがヒメリンゴ。

こちらは養分の採りあいに負けているのか、新芽すら確認できません。こりゃ無理かな?
周りを除草します。



ヤマブドウが元気です。

運よく食害に遭わずに済んだこの1本は、周囲のフタリシズカより上に出られて光を十分に受け取って勢いがいいです。
近くの食害に遭った2本のヤマブドウは、フタリシズカの葉にすでに覆われて、地面近くで縮こまったままです。今年の生長は期待できません。



そのフタリシズカはなぜか花序が4~5本の物が多く見られます。

元気良すぎてということはないでしょうけれど。



自分たちで見つけた居場所を最大限生かしてバトルを続けています。



移植は人間の都合。
ヤマゴボウとヤマアザミは大失敗でした。
敷地内絶滅状態・絶滅危惧になってしまいました。

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