富士山にまつわる伝承
★富士山と八ヶ岳
富士山と八ヶ岳が背比べをして、八ヶ岳が勝ったが、
それを妬ましく思った富士山に蹴られて、山が八つに割れた。
それを治そうとデエダラポッチが萱でできたもっこで土を運び、
線香を杖にしたら折れてしまい、しばらく置いておいたら大泉山と小泉山ができた。
(諏訪地方、茅野市)。
★富士山と浅間山
浅間山が、自分より背の高い妹の富士山に嫉妬し、土を自分に分けろといった。
富士山は了解し、だいだらぼっちが自分の前掛けで土を運んだ。
しかし浅間山は土の量が足りないと怒り、彼をたたいた。
その際にこぼれた土が前掛け山となった。
怒り出した浅間山はついに噴火してしまった。
★富士山と甲府盆地
富士山を作るため、甲州の土を取って土盛りをした。そのため甲州は盆地になった。
★富士山と筑波山
関東の名山、西の富士と東の筑波の重さを量ろうとして、天秤棒に2つの山を結わえつけて
持ち上げると、筑波山のほうは持ち上がったが富士山は持ち上がらない。
そのうちに結わえていた蔓が切れ、筑波山が地上に落ちてしまった。
その衝撃でもともと1つの峰だった筑波山は、2峰になってしまったという。
★富士山と琵琶湖
富士山を作るため近江の土を掘り、その掘った跡地が琵琶湖となった。
(この伝説の縁で1968年に富士宮市と近江八幡市は夫婦都市となっている。)
更に富士山の伏流水で琵琶湖を満たしたという続き話もある。
ダイダラボッチの功績?と
山同士の喧嘩でした。