ヤマグリの若実・顕微写真
ヤマグリの雄花は目立ちますが、雌花を確認したことはありません。
木によっては、緑色のイガがしっかりできているものもありますが、その前段階の出来立ての実なのだろうと思って観察をしました。
雄花はすべて落ちています。
若実の側面は松ぼっくりのように外皮(実は葉の変形体)が重なっているように見えます。
倍率を上げると毛が確認できました。
若実の先端を上から見ました。
何か芸術的です。
ヤマグリ若実の縦断面
クリらしい形は出来上がっていました。
食べられる部分は5mm程度ですが、成長しても1cmくらいです。
あまりに小さくて手間がかかる上に、味や甘味が良く分かりません。
焙煎して挽いてコーヒーのように飲めないものかと考えてしまいます。
葉表
葉裏・葉脈
まるで毛細血管
こんなものもありました。
茶色の皮が剥けると、緑の若実が現れるのでしょうか。
思いもよらない世界・驚きの世界でした。









