ヤマグリの実・顕微写真
若実をつけたヤマグリの木の隣にイガをつけた木があったので、続いて観察しました。
いがは「苞葉」と言って、
つぼみを包んでいる葉が変化したもので、
光合成をおこない、種に栄養を送っています。
黄色い部分が種。
私たちが食べている部分です。
いがはまだ柔らかく、イソギンチャクのようです。
針とは程遠いです。
先端を正面から見ましたが、前回紹介した若実のような芸術的なものではありません。
実の縦断面(上部・中部・下部)の3連になります。
上部 ・・・ 白いのは鬼皮と渋皮になる部分でしょうか。(想像の域です)
中部 ・・・ 種子の部分。(食べる部分)
下部 ・・・ ドングリ同様「座」もできています。
棘は現在7~8mm
栗はおもしろいです。
果実である鬼皮を捨てて、種の胚であるクリーム色の部分を食べるのですから。
子供のころ、梅干しの種を歯で割って、種の中身を食べたことがあります。
結構おいしかったですよ。








