姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

笹の地下茎掘り起こしのノルマをクリアしました

小屋の外壁横には刈った笹や抜いた草の山。 縦横に走る笹の地下茎。 1m+1m+2mの掘り起こし。 一段上の畑にしきれなかった所。 3mの掘り起こし。 5ⅿノルマをクリアしました。    50cmほど顔を出したまま放置している場所が数カ所あります。 今回はもう疲れてしまいました。 腰がズーンと重い感じです。 だったら、来月のノルマを楽にクリアできるようにというのもいいかな。 作業を切り上げるいい口…

翅を隠して、脚を隠さず

 カーテンをパッと見たときに、見慣れない芋虫を見てぞっとしました。 脚の様子でトンボとわかりましたが、 いつも見かけるトンボとちょっと違います。 翅の様子はアキアカネと同じです。 逆光で分かりにくいですが、 胴体のボーダーの色と柄が全く違っていました。 こんな機会がないと腹の内側を見ることはできません。 捕まえればいいだけですが。 キベリタテハの家宅侵入の3日前のできごとです。 隙だらけの小屋な…

2023-8月滞在中の気温

 お盆のラッシュを避けて真夏日の連続から逃れるようにやってきましたが、姫木平も暑い日が続きました。2週目は台風7号の影響もあり、雲が多くなりました。 【毎日の気温】 一週目は異常に暑く、 二週目は台風によってかなり涼しく (例年並みに)なりました。 久しぶりに晴れた17日(赤線)は30℃超えになりましたが、雷雨になって一気に涼しくなりました。 翌18日は全国一位の上田市(隣接市)38.4℃で、猛…

ツユクサの観察・顕微写真

 咲いた日にすぐに摘まないと観察できないツユクサを覗きました。 青い花弁が2枚と 白い花弁が1枚(写っていませんが)。 花粉もないダミーの第一おしべ。 もっぱら色で虫を誘う役目で美味しいらしい。 橙色の部分がおやつ代わりの花粉なのかな? 生殖能力のない花粉を持つ第二雄しべ。 生殖能力のある花粉を持つ第三雄しべ2本と中央にめしべ。 苞と花弁の付け根 苞 葉 一日花のツユクサの巧みな戦略も、虫がなか…

ネズミは死んで骨を残す?

 BBQをする時にはバケツに水を汲んでそばに置いておくのは当たり前ですが、その水を使わず一晩が過ぎました。 バケツが邪魔なので水を捨てようとしたら、ヒメネズミが溺死していました。 バケツの取っ手をよじ登って水に落ちたようです。 体長10cm強、尻尾は20cm弱。 カラス・ハクビシン・タヌキ等が死肉に手を付けるかどうかわかりませんが、まずはツノハシバミの根元に置くことにしました。 来月来た時にまだ…

家宅侵入した蝶

 初めて見る蝶がサッシのレールで一休みしていました。 キベリタテハ ちょっとやそっとでは逃げません。 飛び立ってもまたやってきます。 翅はこげ茶色で、クリーム色の縁取りがあり、 その内側に青く輝く小斑点があります。 この色合いが好きです。 翅裏は黒く、縁取りは灰色です。 調べてみると、成虫で越冬するようです。 幼虫の食樹はダケカンバ・シラカンバ・ドロノキなど。 シラカンバならいくらでもあります。…

蜂の巣づくりを見ました

 蜂が石にしがみついてうろうろしているのを見つけました。 よくよく見るとコルセットを装着したようにくびれてお尻の大きな蜂で、首とお尻の黄色のラインが目立ちます。 石の割れ目でモニョモニョしています。 さらに石を見ると、石とは違う泥のようなものでできた巣らしいのです。 石の割れ目に見えたのは巣の階層部分のようでした。 岐阜聖徳学園大学の図鑑には 和名:ミカドトックリバチ 学名:Eumenes mi…

カルミヤの観察・顕微写真

 花も終わり、小さな実をつけているカルミヤを覗いてみました。   6/18撮影 柱頭 柱頭(ボケています) 子房と花柱 (コロナウイルスではありません) 1mm程度の実です。 子房と花柄 この毛は雨濡れ防止? 中央の黒い部分をきちんと見ればよかった。 既に虫食いかも。虫も探したい。 花柱と苞(?) 苞(?)と茎の付け根  横断面・縦断面を見ようとしましたが、文房具のカッターでは1mmの実をつぶす…

サワギキョウの観察・顕微写真

 そろそろ花も終わりに近いサワギキョウを覗いてみました。 雨滴がついたままです。  8/6撮影 受粉後の柱頭 子房と花柱 子房 花弁付け根    外側 下唇付け根 内側 下唇の3裂 花弁 花柄 葉 まるでDVDのデジタル情報みたいです。 白い紐のようなものは茎の裂けた一部なので無視です。  雨の日はのんびりと体を休めながらこんなことをしています。

券売機が渋滞

 茅野駅には乗車候補のあずさ出発20分前に到着しました。 前夜空席十分だったのが残りわずかの表示に切り替わっていました。 2台の券売機でまごついている人が駅員付きっきりで操作していますが、うまくつた伝わらないのか駅員も困っています。 もう一台も初めての利用者らしく、券売機の画面に向かってセンターの案内の人と話をしています。 列が伸びるばかりで一向に捌けません。 順番が来て操作をした時には満席表示…

別所温泉・大湯

 娘の運転で、40km先の別所温泉に着きました。 さあ、ここから先の温泉街には初めて足を踏み入れます。 観音下駐車場近くの水車小屋 温泉街には道路わきにはこのような足湯が数カ所あります。もちろん無料です。 ここは「大湯薬師の湯」 住民が愛用する洗濯用の温泉「洗い場」をリニューアルした足湯です。 共同浴場「大湯」 木曽義仲や北条義政をはじめ、歴史上の人物も癒してきた湯。 古びた温泉ですが訪日客も利…

乗馬・初めての本格走り

 15時乗馬のため牧場から10分歩いて “ ノーサイド ” へ。  最終乗馬は3名でした。 林を抜けて コーチ・他の客・私・娘と続きます。。 牧草地に出ました。 360°山が見渡せます。 ここでもシカの食害が大きく、 牧草を収穫する本来の量の3分の1は失ってしまうそうです。 鹿にとっては楽園・天国です。 ちょっと休憩。 コーチが撮ってくれました。 この後、初めて本格的に走りました。 カメラが胸や…

乗馬予約満杯で5時間後

 いつも現地で直接申し込んで乗馬していたので、今回も同様に受付に行きました。コロナが5類扱いになって人が動きやすくなったためか、10時乗馬は予約で埋まっていました。15時に予約することになりましたが、5時間をどう潰すか考えながら長門牧場の羊を見てから女神湖を一周することになりました。 メェーと、鳴くのは山羊。 羊はブェーとかグェーと、あまりかわいくない鳴き方をします。 出直しする前に女神湖に寄り…

合流してキスゲの里へ

 娘と茅野駅で合流し、雲行きの怪しい車山へ向かいました。 車山肩のニッコウキスゲが終わったキスゲの里にはどのような花が咲いているのか、散歩することにしました。  キスゲの里は黄色から白に変わり、所々に黄色・橙・赤紫が点在します。 雲が下りてきたので、急いで回ることにしました。                   匂いに誘われて買ってしまいました。 娘は車内でボリボリ 私はハンドル握っていて食べら…

テザリングが不調

 天気が悪かったり混雑しているとスマホの通信速度が一気に下がります。 それでも気長に待てば繋がるので早めに画像処理をすれば何とか6:00投稿の予約まではできます。そして時間前に加筆訂正をして6:00過ぎに改めて投稿するのがいつものリズムになっています。  今回は天気が良くて通信速度も快調ですが、突然プッツンと切れます。 よく見るとインターネットのアイコンに不可マークがついています。 クリックする…

姫木小屋の花

 ベランダ下、裏の斜面のフシグロセンノウが見られなくなって諦めていたところ、ベランダ下の奥で他の草に覆われながらも顔を出して迎えてくれました。 強い日差しを避けて、奥のこぼれ種が芽を出したようです。 この場所は雨の恩恵を受けられず、まだまだこれからも苦労しそうです。 ジギダリスは下から実ができ始め、8月は花茎はすべて種を育てています。 ( 7月16日撮影 と 8月6日撮影 )    早めに切れば…

花火の翌日に出発

 マリン球場にしては早い時間の花火が上がったのでじっくり見てしまいました。 久しぶりに幕張の浜での花火のようです。 どこの花火大会もコロナ禍による中止の連続でしたが今年はかなり復活してきました。 今年は隅田川の花火を見損ねたので、本当に久しぶりです。 (マリン球場の花火は毎年見ていますけど。) 東京湾沿いに千葉港・幕張の浜・習志野茜浜・船橋三番瀬・浦安・TDL・横浜、 江戸川沿いに市川河川敷・松…

気になるコロナ

 直近2週間の密度の相関を見てみました。                                                                    ↓     一部上方乖離の大きい県もありますが、定点把握の影響も含まれています。 全体に乖離が小さくなってきました。 徐々に全地域で同じような状況になってきたということです。 だからと言って感染が収束してきたわけではありま…

ガソリンより高い燃料は?

  このところガソリンがまた高騰し始めました。国の助成金が少しずつ減ってきているからです。 姫木小屋へ行くために給油しに行きました。 近隣では初めて見る価格です。 会員価格172円は、通常価格174円です。 先月、長野では180円/ℓを普通に見ました。 高速道路SAではレギュラー190円/ℓ、ハイオク200円/ℓを見ました。 日本酒1パック 2ℓ 900円~・・450円/ℓ~ 金麦1缶   35…

難しい迷走台風6号の進路予想

 西北西にゆっくり進んでいた台風6号は高気圧の壁に阻まれてブレーキがかかりました。夏特有の迷走台風になって彷徨うことになります。 自力の推進機はありませんから、偏西風に流されながら高気圧の弱い部分を進むことになります。 日本が予想しているのは このようになりますが、 高気圧のどの部分が弱まるかの予想によっては全く異なる進路になります。 ・日本は九州・山陰・日本海のコース ・アメリカは東シナ海・朝…