蜂の巣づくりを見ました
蜂が石にしがみついてうろうろしているのを見つけました。
よくよく見るとコルセットを装着したようにくびれてお尻の大きな蜂で、首とお尻の黄色のラインが目立ちます。
石の割れ目でモニョモニョしています。
さらに石を見ると、石とは違う泥のようなものでできた巣らしいのです。
石の割れ目に見えたのは巣の階層部分のようでした。
岐阜聖徳学園大学の図鑑には
和名:ミカドトックリバチ
学名:Eumenes micado
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>ハチ目(膜翅目)>スズメバチ科>ドロバチ亜科
と、載っていました。
そっくりです。
あの割れ目は出入り口や空気穴ではなさそうです。
翌日見ると完全に塞がっていました、というより泥で階層を完了させて、次の層に取り掛かるのかもしれません。
ドロバチ亜科とはよく言ったものです。
風貌が違ってもスズメバチ科なんですね。
どこまで巣を大きくするのか様子見です。
退治しないといけないので、
そのうちに割って観察です。
先週、スズメバチが左肩にとまりました。
暴れて刺激してはいけないので、じっとしていると、チクッとしました。
足の爪が痛く感じたのだろうと平然としていました。
考えてみれば、白い鹿の子のポロシャツを着ていましたから、足の爪というより針だったのでしょう。夜になって痒くなって蚊に刺されたように赤く膨れました。
蚊に刺された時と同じように、つい腫れた部分を爪で十字の跡をつけてしまいました。
皆さんもやりませんか?
蜂は巣に卵を産みますが、
蠅が傷口に産むように、筋肉に産み付けられていたらどうしようと、
つまらないその後を想像してしまいました。