姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ズミ(桷)について

 桷は“カク、たるき”と読みます。
“たるき”とは“家の棟から軒にわたして屋根を支える材木。”とありました。建築用語では垂木と書きます。

漢字としては丸い材木は “ 椽(テン、デン、たるき)”
     四角い材木は “ 桷  (カク、たるき) ”  と書き分けるようです。


改めて、桷を調べました。
ズミ(酸実、桷)バラ科リンゴ属の落葉小高木。

     

(別名: ヒメカイドウ(姫海棠) ・ミツバカイドウ(三葉海棠)
・ミヤマカイドウ(深山海棠)・コリンゴ(小林檎)
・コナシ(小梨)     ・サナシ(棠梨)
ただし、サナシは地方によっては別の種(ヤマナシなど)を意味することもある。
とのことですが、いろいろ呼び名があるものです。
地元では多数がコナシ、少数がズミと呼んでいます。
私はコナシと呼んでいました。ズミが主名のようなのでこれからはズミと呼びます。


枝は勝手気ままに伸びて複雑に入り込みます。たくさんの枝が交差し、全体の樹形なんてものはありません。

現在、道路脇のズミはやっと芽吹きですが、一部にはとても小さな蕾の素らしきものがあるかどうかのものもあります。
ベランダ横のズミはこれほど緑が目立ちません。


でも、満開になると不思議なことにそこそこバランスが良く見えてしまいます。

過去写真
標高1500mのこの地では、早ければ5月中旬、遅いと6月中旬に満開になります。


次回予定している5月下旬にズミの満開を見られるでしょうか。
桜の開花が早かったですが、ズミの5月中旬はないと勝手に思っています。


それにしても冷える。
昼頃には気温上昇も頭打ちで14:00からどんどん冷えます。3月下旬並みの気温らしいです。
昨晩が冷え込みのピーク(21時-10.8℃)だったようで、今朝はだいぶ冷えが緩んできました。
(6時前0.3℃)


4月の必需品の長袖下着とタイツが活躍しています。
もちろん置きっぱなしのオーバーズボンも。

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