姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

トンボが来るようになりましたが・・・

 暑さのピークは終わろうとしています。31℃超はなくなりました。朝晩は20℃割れが続き始めました。秋が近づいてきましたが日中はまだ暑そうです。


 秋の風物のひとつが“トンボ”。

驚くほどではありませんが、アキアカネを少しづつ見かけることが増えてきました。


 トンボは卵で冬を越し、春に生まれたヤゴが水中生活できるように、水の確保しやすい田んぼに産み付けられます。よく水面に尻をつけて産卵する様子を思い浮かべますか、産卵は水無しでも平気だと思います。すべてはヤゴの生活環境を求めて産卵しています。田んぼで育った後、身を整えて山で集団見合いをして、その後山を下りて産卵するのが一般的なサイクルです。
 ところが、休耕田が増え宅地化もされてトンボが激減しています。ある調査によると、地域限定でしょうが2000年以降1/100~1/1000に減ったことが報告されています。
環境の変化に合わせてトンボも何かを見つけて工夫をしながら種をつないでいくのでしょうが、都会のトンボはどうしているのでしょうか。


 アキアカネから1カ月ほど遅れてノシメトンボがやってきます。サイズが似ているのに重そうに感じます。アキアカネの方が軽やかさがあり俊敏な感じがして好きです。あくまでもイメージです。


 フシグロセンノウにやっとカラスアゲハがやってきました。

どうも落ち着きがなく、翅を開いてゆっくり休むことはほとんどありません。いつも痙攣しているかのようなパタパタです。青や緑に輝く翅をゆっくり見せてくれません。

×

非ログインユーザーとして返信する