姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

隠し絵の中の鹿のような

 小屋の横の笹原の方で、ギェーと濁声の聞き慣れない鳴き声がしました。
鹿ならピューとかヒューとかケーンとか聞いたことがありますが、
鹿しかいないだろうとそのつもりで見まわしました。
4,5歳の立派な牡鹿がこちらを見ていました。
こんなに立派な鹿に出会ったのは何年ぶりでしょうか。


急いでカメラを持ち出してファインダーを覗きましたが見つかりません。
パネルで確認しても雑にズームアップして鹿を外すと、もう見つかりません。
ずうっと同じポーズで待っていてくれたのでどうにか撮ることができました。

まるで、隠し絵の中の鹿のようです。


なかなかの男前じゃないか。
「もののけ姫」のシシ神のような・・・。
何かを伝えているようですが受信できません。


角を枝に引っ掛けて落としてくれたら急いで拾いに行って、小屋内に飾っておきたいくらいに立派な角です。

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