お盆と抗原検査の影響(相関・全国その42・43)
これまで不確定要素を含んだPCR検査結果の情報を基に傾向を探し出してきましたが、BA.5の感染拡大にブレーキがかかったようです。
この1週間で感染増加した都道府県が45➡38➡17 と減少しました
千葉県ではこの1週間で感染増加した市町村が41➡24➡9 と減少しました。
しかし、手放しで喜ぶことはできません。
お盆期間の報告数が減った影響がかなりあるはずです。
そんな中でも過去最多を更新した地域もあります。
大都市からの感染の波も届いたかもしれません。
一応7波ピークと書きましたが、報告数減を考えると増加に転じる可能性は十分にある上に、みなし陽性やネット陽性登録で数字の信頼性も低下の一途です。
抗原検査の普及は医療現場を混乱させてはいないのか心配です。
政府は全数把握から定点把握に切り替えるかの検討にはいっています。
今までのデータとつながりがなくなり、
傾向・予測・対策に活かせなくなるので、途中で切り替えることは滅多にありません。
何を求めたいのかもわかりません。
現場負担の軽減かもしれませんが、元をただせば精度の低い抗原検査かもしれません。
近似線からの乖離が少なく、落ち着いてきた感じがします。
このところ九州・四国が上方乖離してきました。
【死亡者密度】
死亡者密度のピークは、お盆期間報告数減にもかかわらず増加しています。
ピークはまだ先のようです。



