カナヘビの災難
洗い物をするために外の蛇口下にあるバケツを取りに行くと、捨てきれなかった水の中に20cm以上あるカナヘビがいました。(バケツを傾けて撮影しています。)
鼻と目にラインができて頭は乾いていますが、それより下は水の中だったことがはっきりわかります。水面から鼻と目だけ出して、生き延びたのでしょう。水温10℃以下の中で一晩過ごし、辛い思いをしたのだと思います。
バケツの水を捨てて、温まり始めた石の上に置いてあげました。
かなり疲れたようでピクリとも動きません。変温動物の爬虫類は冷たい水の中で一晩となれば動くはずがありません。
やっと一歩二歩足を出しますが、軽快な動きとは程遠いよたよた歩きです。地面に振動を与えても、近くまで覗き込んでも逃げるどころか動こうとしません。ゆっくり休みなさいと放置しましたが、10分後温まる石が気持ちいいのか寝ているようにも見えました。そのままにしておこう。
先月30cmありそうなカナヘビが切り株にいました。
カメラ目線でポーズをとっているのか、警戒しているのか。威嚇しているのか。
カナヘビが石からいなくなった後、5cm足らずの子供のカナヘビが石の下に入っていくのを見かけました。撮影は間に合いませんでした。




