姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

深川江戸博物館から両国へ

 庭園を出て清澄通りに出ました。


旧東京市営店舗向住宅

清澄庭園を縁取るように、
似たタイプ・似たサイズで整然と並んでいます。
昭和初期に流行したアールデコ調を取り入れた長屋で、当時の最先端の建築でもあって、家賃も高かったようです。


深川江戸資料館の通り

常夜燈があるだけで雰囲気が出るものです。


脳の修正力が試されます。
脳が活性化します。


家並みに紛れる公衆トイレ。


左右どっちがトイレ?
粋だね。


霊厳寺

霊巌島にありましたが、振り袖火事でこのお寺が焼失してここへ移転しました。
江戸六地蔵の一つで、菩薩座像が江戸に出入りする六つの街道の入口にそれぞれ一体ずつ安置されたものです。
1番目は品川寺(南品川)  東海道、
2番目は東禅寺(東浅草)  日光街道・奥州街道・
3番目は太宗寺(新宿)   甲州街道
4番目は眞性寺(巣鴨)   中山道
5番目が霊巌寺 (霊巌島→深川) 水戸街道
  (水戸街道は北千住で日光街道から分岐ですが、霊厳島に地蔵なのが理解できません。調査中!)
6番目は永代寺(門前仲町) 千葉街道   廃仏で消滅。
幕末江戸の7大火葬場(荼毘所)のひとつでもあります。


深川江戸資料館は改装中で休館なので、両国に戻って大江戸博物館のスペースから東の空を眺めました。


部分月食(食分0.978)は食分の大きさでいえば140年ぶりですが、特にわくわくするものではありません。
それよりも、たぶん二度と見られないだろう「月出帯食」(月の出から地球の影に入る)をビルと共にアップで撮りたかったのですが、予想通りあいにくの薄曇りで撮影は断念しました。


もともと夜は苦手なので、雲が切れるかどうかわからないまま切れるのを待つなんてできません。
(それって気が短いだけなのでは・・・)


スカイツリーが赤紫に色づいてきました。


両国駅前の店でコーヒーを飲みながら足を休ませました。
久しぶりの15000歩はきつい感じがしました。


Wy氏とはここで別れ、雲がかかってぼんやりとした欠けた月を見ながら自宅へ戻りました。

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