姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

秋を集めながらの散歩

 初秋が良く晴れていれば、この12月並の冷え込みで、鮮やかな紅葉・黄葉になるのでしょうが、9月10月の長雨による日照不足のため、紅葉・黄葉が遅れているように感じます。色づきも鮮やかさが見られません。
長い梅雨・短い夏・長い秋雨・短い秋・冬到来ですか?


そんな中でも秋を見つけて歩きました。
 
       【紅葉・黄葉】
カラマツにしがみついている蔓は何でしょうか。
細々と紅葉しています。▼


ヤマブドウの紅葉が急に落ち始めました。ベランダにも何枚か。▼


紅葉とシラカバ▼


近くの小川と紅葉▼


  【実】
小屋の横でヤマグリを拾いました。▼

直径4cm・2cmのイガの中に付け爪のような薄っぺらな実が入っていますが、ふっくらしたものは見たことがありません。ヤマグリはこんなものなのでしょうか。
食べるには手がかかり過ぎます。でも食べてみたいです。


毎秋敷地内にある、未だに同定できないたくさんの赤い実▼


いつ花が咲いたかわからないままできたサヤ▼


小屋の横のヤマブドウ。高いところに鈴なりです。▼


小屋の前のマユミ。▼


マルメロ街道沿いの“やすらぎの湯”に行った時に見つけたマルメロ(セイヨウカリン)の実。▼

これをカリンとも呼ぶのは諏訪市周辺だけで、別物のようです。だから本物のカリンのことは本カリンと言うそうです。
何だか“みりん”のような話。


花壇のマムシグサ。▼

長雨のため半ば腐りかけの茎の上に、かろうじて円錐形を保ってちょこんと乗っています。実の数が極端に少ないです。11月には倒れて腐っているかもしれません。





  【茸】
今年は極端に少ない茸ですが、裏の小川の倒木にカワラタケ(サルノコシカケ科)がありました。▼

“非常に苦味が強い為、食用には向きませんが、独特の模様を持ち、色合いの美しいものは息を呑むほど美しい為、観賞用のキノコになります。癌の薬として開発されたクレスチンという物質はこのカワラタケから作られたものだとされています。”
と、図鑑に書いてありました。


  【おまけ】
いつの間にか出ていた、諦めていたアスパラガス。▼

寒さに強くないのに。

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