姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

祝杯・奇跡の生還姫2号

 2日朝は前日よりいくらか低かったものの、快晴で気温はグングン上昇して、15時には26.4℃に達しました。この温度はここでは不思議なことに暑いのです。木陰で草むしりしかできませんがジワジワと汗が出てきて、頭がボーっとしてきます。フシグロセンノウに支柱をたて、毛虫の動きをじっと観察するくらいで、全く作業になりません。
             フタリシズカの実


        フシグロセンノウ 支柱に寄りかからせているだけです


   頭を下にして休む毛虫  足がかわいい


 室内も27℃近くになりましたが、感覚的には猛暑日にエアコンを入れない部屋のようです。ビールを飲む前に、99%諦めながらも気になる姫2号を確認に行きました。3週間経つと手前の木が茂っていて風景が違います。姫2号の場所さえ良くわかりません。全く見つからないのです。そんなことないだろうと思いながら10m崖を降りると赤いものが見えました。プロペラでした。

 今回の台風の強風で運よく枝から外れたようで、10m下の木から見かけ上20mの高さに引っかかった姫2号が、30m枝をすり抜けてきたのです。奇跡としか言いようがありません。100年経てば落ちているだろうくらいにしか考えていませんでしたから。
 真っ先にmicroSDを見ました。何か変に浮いています。落下の衝撃とは考えられないので装着ミスだったのかもしれません。山小屋に戻って確認すると当然データがありません。残念。でもSDは風雨に耐えてが生きていることは分かりました。バッテリーには残量があり、モーターは回転ましたがすぐに止まってしまいました。早速充電。夕方からは長時間にわたる姫2の健康診断を行い、単なる疲労と診断しました。多少熱中症気味ですが。
 気づくと食事を忘れていました。


 テレビ中継の長岡では大花火で祝ってくれたようにも思えて、なおさら花火が綺麗に見えました。

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