ショウビタキとカラスの会話
近くでチッチッと鳥のさえずりが聞こえたのでサッシを開けると、ベランダの手すりから鳥が飛び立ちました。
毎回米20粒ほどベランダの手すりに並べて帰りますが、それを食べている鳥が催促に来たのかもしれません。
飛び去った鳥はショウビタキのようです。
チッともチュッとも聞こえます。
2~6回繰り返したり、間隔をあけて繰り返したり、モールス信号で言葉を伝えているかのようです。
しばらくするとハシブトカラスと交互に鳴き交わし始めました。
喉を絞ってこもった鳴き声のカラスにも驚きました。
まるで威圧しないように気を遣っているかのようです。
植物ですら会話(情報伝達)するのですから、
異種間の鳥が情報伝達できても不思議なことではありません。
ショウビタキに催促されて、米粒をまた並べました。
カラスだったら丸飲みでしょうけど、
スズメも丸飲みと思っていましたが、
ショウビタキは砕いて細かくしてから食事のようです。
端から順に手を付ける行儀のいい鳥です。
(スズメ捕りはこの習性を利用しています。)
落ち着きなく枝渡りをするので撮ることができませんが、シジュウカラも近くまでやってきます。