姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

ショウビタキとカラスの会話

 近くでチッチッと鳥のさえずりが聞こえたのでサッシを開けると、ベランダの手すりから鳥が飛び立ちました。

 毎回米20粒ほどベランダの手すりに並べて帰りますが、それを食べている鳥が催促に来たのかもしれません。


飛び去った鳥はショウビタキのようです。

チッともチュッとも聞こえます。
2~6回繰り返したり、間隔をあけて繰り返したり、モールス信号で言葉を伝えているかのようです。


しばらくするとハシブトカラスと交互に鳴き交わし始めました。
喉を絞ってこもった鳴き声のカラスにも驚きました。
まるで威圧しないように気を遣っているかのようです。


植物ですら会話(情報伝達)するのですから、
異種間の鳥が情報伝達できても不思議なことではありません。


ショウビタキに催促されて、米粒をまた並べました。

カラスだったら丸飲みでしょうけど、
スズメも丸飲みと思っていましたが、
ショウビタキは砕いて細かくしてから食事のようです。
端から順に手を付ける行儀のいい鳥です。
(スズメ捕りはこの習性を利用しています。)


落ち着きなく枝渡りをするので撮ることができませんが、シジュウカラも近くまでやってきます。

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