姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

山小屋生活今年の計画

 毎年シーズン前に作業計画とテーマを決めています。
2011【復活】 東北地震・長野地震の影響確認、山小屋復活
2012【修繕】 山小屋整備(建具・扉・塗装)
2013【整備】 キッチン整備、受信設備、気温測定開始
2014【花壇】 花壇・畑開墾、ベランダ修繕、山菜採り
2015【開墾】 花壇・畑開墾、一部芝張り、地図作り、動物監視カメラ設置 
                       きのこ狩
2016【料理】 雪道確認、花壇整備、鳥の巣箱、クマザサ茶作り
2017【樹木】 雪道確認、八人会開催、石掘起こし、果実酒作り
2018【空撮】ドローン飛行、各種茶作り、裏道整備
2019のテーマは【救荒】で、ベランダ修繕(春)、壁塗装(春)、鹿対策(夏秋)、
ウバユリ・山菜調理、大規模笹刈り(春夏秋)を計画しています。



 ウバユリを食してみようと思ったことからテーマを【救荒】に決定しました。
通常食ではないけれど、飢饉や戦争などで食料が不足した時に、空腹をしのぐために間に合わせに食料として利用される植物を、救荒植物と言いますが、
災害時食糧備蓄となる植物ともいえます。当然食料品店では売っていませんが、クックパッドにはいくつかレシピがありました。

 
 日陰でも十分に育つので、裏の斜面の笹刈りをして木々の間にウバユリ畑ができたらおもしろいです。花期が短いけれど咲きそろえば綺麗だし、いざとなったら若葉を食べ、鱗茎をタマネギ代わりに食べる。通常料理にも使える工夫もしてみたいです。


 戦時中の救荒植物としてマムシグサと同類のテンナンショウがWikiにあったのには驚きました。毒抜きの方法は分かりませんが、むしろ逆にマムシグサの毒を利用して鹿の忌避剤(?)を作る挑戦も計画中です。狼やライオンの尿をネットで売ってはいますが、身近なものを工夫するほうが楽しいです。


 鹿を殺すわけではないし、心苦しいけど嫌な思いをさせて学習してもらおうと思っています。
 あそこの庭の草木を食べると舌が猛烈に痛くなると。

×

非ログインユーザーとして返信する