姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

幕張新駅着工前

 品川新駅は7割完成しオリンピック前には使用できそうです。名称は公募130位の“高輪ゲートウェイ”に決定し、反対意見がネットを賑わしています。確かに漢字2~4文字で決めると思っていたので意外でした。駅周辺は建設ラッシュのようです。
 そんな中、幕張でも新駅構想があります。2015年にイオンモール・千葉県・千葉市・習志野市の働きかけでJRに要請。協議を経て計画段階にきています。
130億円の半分をイオンモールが負担して、残りを3者(千葉県・千葉市・JR)が1/6ずつのようです。
JRに要請するも承諾は今もってありません。巨額ですから。すんなり行けば2024年に完成しますが、改札口はイオン口(海側)だけなので揉めそうです。新駅ができる前と後の比較ができるように自転車で確認に行きました。


新習志野駅側から東方向展望
京葉線         新駅予定      現駐車場・奥バスロータリー  イオン


海浜幕張駅側から西方向
  イオン駐車場      2階連絡橋    イオン  バスロータリー    京葉線


 もう少し東側(手前側には)イオン専用バスロータリー進入道路があり、今のところ一般車は進入禁止になっています。


 予定駅前のイオン入口には世界中で植樹した1000万本目がここにあります。将来、シンボルツリーになるのでしょう。


 この場所からバスロータリーと新駅予定地を自転車と一緒に撮っておきました。

 新駅と言っても、この区間は上り線(東京方面)だけが高架なので手間のかかる工事になるのは明らかです。そんな工事をしなければならないのに一企業の要請で巨額を負担しなければならないJR東日本も簡単には承諾できないでしょう。
イオンが8割負担だっていいくらいです。駅前にはイオンモールしかありません。
”幕張イオンゲートウェイ”なんて名称にならないように。“新幕張”“西海浜幕張”で十分だと思います。イオンの店名に合わせて“幕張新都心”かも。
 参考までに一企業・一自治体の要請で費用負担に応じたのは
★南武線(浜川崎支線)に2016年3月開業した小田栄駅(神奈川県川崎市)
★両毛線に2018年4月開業したあしかがフラワーパーク駅(栃木県足利市)
の2駅だけです。
 小田栄駅は建設費約5億5千万円の半分をJRが負担しましたが、幕張新駅の要請額は20億円以上と巨額なので、負担額をめぐって今後も揉めそうです。
さらに自由通路は車両基地の上に造られますが、建設費30億円の負担割合は決まっていません。JRに丸投げでしょうか。
 JRも苦渋の決断を迫られています。辛そうです。
着工したら何回か経過を見てみたいです。


 順調にいって2024年開業予定ですが、どうなることやら。

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