姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

霧ヶ峰は名前通りの天気でした

 18日に良く晴れ、19日もちらっと青空が見えたので、八島湿原に向かいました。車山を過ぎると一気に霧が濃くなり10m先が全く見えない状態になってしまいました。粒も大きくなって浮いていられなくなり、強い雨になってしまいました。これは酷いと引き返しました。
 台風も過ぎて落ち着いた21日に再度出かけました。23日に向かって下り坂になるのでこの日しかありません。
曇天の中を順調に到着しましたが、同時にポツポツと雨が落ちてきました。

近くで湧いた雲が湿原に入ってきました。
咲いている花は少なく、実をつけているものが多くなって、寂しい中で木道を歩き続けました。


霧に覆われたり、霧が晴れたりをくり返しながら濃くなってきました。


帰りは標高が下がるにつれて雲の下に出て霧が晴れました。
ところが雲や霧の通り道があるかのように白樺湖に流れ込んでいます。

雲海が綺麗でした。
この雲海の中を通って帰らなければなりません。


大門峠までくるとまた雲の下に出ました。

大門峠から見た白樺湖


そうそう、霧ヶ峰のこと
霧ヶ峰という山はなく、車山から北の地域名で、
多くの山を含めて霧ヶ峰高原と呼んでいます。
霧が発生しやすい地域・山々なのでしょう。
綺麗な名前です。
諏訪湖からの水分を多く含んだ空気が斜面を上ることが原因のようです。

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