鹿の行動
ニホンジカ(正確にはホンシュウジカ)の反応にもいろいろあるようです。
今年ドライブレコーダーに写った中で、運よくファイルを保存できた一部を取り出して想像してみました。
単独行動をしているときは、かなり周囲に気を払ってビクビクしているようです。ちょっとした物音で逃げていきます。
小雨の中のんびり散歩中の鹿が、急に道路を走って横断しました。音のする方を見ることもなく一目散です。
(2018.9.21 ドライブレコーダーより)
そうかと思えば集団行動の時は、見張り役を担当する鹿が必ずいます。
5頭の鹿が残り少ない草を食べなから散歩中です。
2頭が気づいて逃げる態勢になりました。
3頭は気づいていません。
隊形からすると、1頭の食事中に4頭が四方を見張っているようにも見えます。
奥の鹿がリーダーかもしれません。
「あ~ら何かあったの、みんな。車は襲ってこないから大丈夫よ。ぶつからなきゃいいのよ~。」とでも言っているかのようで、堂々としています。キリッとして美人です。美人じゃなくて美鹿というのか。
この人、友人に会いに八ヶ岳まで行ったのにスマホを忘れて会えなくて、ガッカリして帰ってきたみたいと読まれているように見えて・・・(グサッ!)。
(2018.11.06 ドラレコより)
鳴き声はしなかったけれど、他の鹿にどうやって伝えているのでしょう。
“1頭が走れば皆走る”のパターンでしょうか。





