東京のお盆
釈迦の弟子が、餓鬼道に落ちた母親を救うために、お釈迦様に助けを求めました。彼は、7月15日に供養しなさいというお釈迦様の教えを受け、僧侶の盆に供物をのせて供養し、母親を救うことができたそうです。
このことから、先祖や亡くなった人々の精霊を供養する習慣が7月15日に行われるようになりました。
ところが、1872年(明治5年)12月2日(旧暦)の翌日が、明治6年1月1日(新 暦)に暦を移行したため、およそ1ヶ月のずれを生じてしまったのです。
新暦7月半ばのこの時期は農作業が忙しく、旧暦のお盆の時期に近い8月15日を中心にお盆が行われるようになりました。
新盆は東京だけではなく、神奈川・静岡・熊本の一部などは新盆の地域なのだそうです。
昨年母が他界して、その1ヶ月後伯母他界したのに、コロナ感染拡大期で葬式も法要もこじんまりとしかできなかったことが、いつも引っかかっていました。そこで、兄の家と従妹の家に線香をあげに行きました。
野火止用水
土手に咲くノカンゾウの群生
ノカンゾウ
宅地化して雑木林が減ったものの、武蔵野の面影を残すところが所どころありました。
小中学生の時、夏休みに田舎に遊びに行ったという友達の話を聞くと羨ましくて仕方ありませんでした。
祖父は亡くなり祖母は同居だし、親戚はすべて東京だし・・・。


